天台宗総本山の延暦寺大津市)に伝わる荒行「千日回峰行」を満行した大阿闍梨(だいあじゃり)の光永圓道さん(34)=同市、大乗院住職=が12日、京都市上京区京都御所で国家安泰などを祈願する「土足参内」を行った。

 午前11時過ぎ、光永さんは蓮華笠(れんげがさ)に白い浄衣(じょうえ)を着て宜秋門から御所に入った。土足参内用の「結(ゆい)草鞋わらじ」に履き替えて諸大夫の間へ昇殿。小(こ)御所へ移り、約10分間、般若心経などを唱えて国家安泰を祈願した。「身の引き締まる思いを感じながら、玉座の前でお加持ができてありがたいことです」と話した。

 土足参内は858(天安2)年、回峰行を始めた相応和尚(そうおうかしょう)が草履履きの行者姿で御所に参り、女御の病気治癒を祈願したことにちなむ。千日回峰行を満行した者だけに許され、光永さんは6年ぶり、戦後13人目。

♪ここ数日の私の頭の中はこの土足参内のことでいっぱいでした(微笑)
行けもしないのに天気なんか気にしたりして・・・

当日行かれた方より様子をメールで教えてもらい、泣けちゃいましたから。。。
とても素敵な空に抜けるようなでも力強い腹からの声が未だに脳裏に残ってます。
ビ〜〜〜〜っと心締まる声というか音。
緩々の心に聞かせたい(>_<)
行列の写真も見ましたが、皆様紋付の着物で、まだこういうことが出来る日本ってあるんだな〜っと嬉しかったです。
1000人ってすごい人数でこれまたびっくり。