千日回峰満行

比叡山の峰や谷を1千日間にわたって巡拝する天台宗の荒行「千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)」を、延暦寺大乗院住職の光永(みつなが)圓道阿闍梨(えんどうあじゃり)(34)が18日朝、達成した。記録が残る織田信長比叡山焼き打ち(1571年)以降50人目で、戦後13人目。

 光永阿闍梨はこの日未明、大津市坂本本町の無動寺谷明王堂(むどうじだにみょうおうどう)を出発。白の浄衣(じょうえ)をまとい、わらじ履きで山中の約300カ所をお参りしながら7里半(約30キロ)歩いた。午前8時15分に戻ると、集まった信者らに加持をし、「行を終えることができました」とあいさつ。信者から「お疲れさま」と声をかけられた。

 光永阿闍梨は「これから先も自分自身を向上させるために精進したい」と話した。

 光永阿闍梨千日回峰行に入ったのは03年3月。1年に100〜200日ずつ歩き、700日目を終えた07年10月には、明王堂に9日間こもり、断食、断水、不眠、不臥(が)で祈り続ける「堂入り」の行を達成。今年3月からは比叡山中に加え京都市内の寺社をめぐる「京都大廻(おおまわ)り」に挑み、1日84キロを100日続けて歩いた。この日までの総歩行距離は地球1周分の約4万キロ近くに達した。



との記事。

この最終の行の間に千太郎、万次郎、昨日からの新入りと猫に縁がありました。
きっとこの3猫衆は、出会った年を忘れないと思います。
ホントにお疲れ様ですが、これからまだ〆の10万枚護摩供養という行があります。
これは火やぶりの行とも言われ、過去の阿闍梨さまでとても辛かったと書かれていたのを見たことがあります。
大阿闍梨さまになられた圓道師にお会いしたく、明王堂に行く事を目標に来年は過ごします。