心配事

ダライ・ラマ「大虐殺」と中国非難

インド北部で16日、会見するチベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世=AP 【ニューデリー栗田慎一】中国チベット自治区ラサでの暴動で、インドに亡命中のチベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世は16日、亡命政府があるインド北部ダラムサラで記者会見し、中国当局による暴力的な鎮圧行為を「大虐殺」と厳しい口調で非難し、国際的な調査団を自治区に派遣するよう求めた。一方で「北京五輪は予定どおり実施されるべきだ」とも語り、ボイコット運動を展開する世界各地のチベット人に抑制的な態度を求めた。

 ダライ・ラマの記者会見は暴動発生後初めて。オレンジ色の袈裟(けさ)を肩にかけたダライ・ラマは「自治区では(中国政府による)恐怖統治が続けられてきた」と明言し、今回の鎮圧も「見せかけの平和を取り戻すために力を行使している」と非難した。

 また「チベット古来の伝統が深刻な危機に直面している」と指摘し、チベット文化や民族性を破壊してきたとする中国政府の「同化政策」を改めて批判。こうした「差別的な対応」が暴動に起因するとの見方を示した。

 一方、北京五輪への対応を問われたダライ・ラマは「中国は五輪を開催する資格があるし、中国人は自信を感じていい」と述べた。暴動が北京五輪のボイコット運動に根ざしているとの指摘が中国側にあることから、「ダライ・ラマ一派が暴動の首謀者」との中国側の指摘をかわす狙いもあるとみられる。


☆数年前ダライ・ラマ師に関心があり、沢山の本を読みあさりました。
その影響で、今は亡きドゥップ(猫)にラマ師の本名の一部をもらったりしました。
チベットに若い中国人を行かせ、チベット人と結婚をさせるようにして、段々チベット色を薄くしていると知ったのですが、個人的にこのままチベットチベットであってほしい。
いつかラマ師がチベットの地を踏めるように願う。
これ以上チベットの混乱が続きませんように。
実は今朝夕方にラマ師の会見があると知り、心配でした、命が。
会見したのが分かり、安心しました。