星野さんもう少し。

2003年から始まった星野師(32才)の千日回峰。
堂入りを終えた姿に、涙が出ました。
まだ回峰を始めたばかりの星野師を見てたので、顔もすっかり重みを増しての堂入り姿。
出てきたときには、頬がこけ修行の過酷さを物語ってましたね。
順調にいけば2009年秋には満行を向え大阿闍梨に。
色んな宗派で回峰のようなものはあるそうですが、天台宗が世界一厳しいそうです。
生き仏ですもの。
堂入り前

堂入り後

詳しくはこちらをクィック。
関西のコメンテーターが
「京都のおね〜ちゃん連れて酒場ウロウロしてる太った坊さんに荒行行って来い!!!って言いたい」
っといっておられましたが、ほんとその通り。
なんで坊さんが太るのかって不思議だもの。
商売目的のく○坊主ばかりだからね〜。

後日記

今回星野さんについて、どうして千日回峰をしようと思ったのか知りたくて、父が撮り溜めてるDVDを見直してました。
喘息がきっかけで15歳で延暦寺に入ったそうです。
そこで高校・大学に行き、そのまま仏の道に入ったと。
高校生の時から、千日回峰を視野に入れておられたそうです。
でもいざ決心するには、とても時間がかかったと。
始めてしまうと、後には引けない、もし失敗すれば死あるのみですから。
あれこれ思ったたら、もし実家にいたら、病気で長生きは出来なかったろうっと思ったら、決心出来たそうです。
こういう死をもってまでの志はなくとも、芯に強いものを持ってる人に頭は下がります。
ただなんでもない1つのことを繰り返す事の大切さ、平凡の幸せ。
やはり入らぬ欲は禁物です。